鉄道部門11年連続で1位は? 顧客満足度指数
日本生産性本部 サービス産業生産性協議会は「2019年度JCSIの第6回調査」を実施し、7業種の顧客満足度を発表した。
日本生産性本部 サービス産業生産性協議会は「2019年度JCSI(Japanese Customer Satisfaction Index:日本版顧客満足度指数)の第6回調査」を実施し、7業種(家電量販店、生活用品店/ホームセンター、ドラッグストア、各種専門店、近郊鉄道、フィットネスクラブ、住設機器サービス)の顧客満足度を発表した。
近郊鉄道の順位をみると、11年連続で1位は「阪急電鉄」(76.2)。同社は17年度から18年度にかけてスコアが上昇したが、19年度は低下。2位は「西日本鉄道」(74.2)、以下「京王電鉄」(73.9)、「京阪電車」(73.0)、「京浜急行電鉄」(72.9)と続いた。西日本鉄道と京王電鉄は17年度から18年度にかけてスコアが低下したが、19年度は上昇した。西日本鉄道は「ロイヤルティ」の項目で、京王電鉄は「知覚価値」の項目で、それぞれトップだった。
家電量販店の順位をみると、10年連続で1位は「ヨドバシカメラ」(77.0)。同社は16年度から18年度にかけてスコアが上昇したが、19年度は低下した。2位は「ケーズデンキ」(75.5)、3位は「ジョーシン」(73.0)。
生活用品店/ホームセンターのトップは「IKEA」(77.9)。以下「無印良品」(77.4)、「カインズ」「Seria」(75.5)、「東急ハンズ」(75.1)という結果に。
インターネットを使った調査で、全国の男女2万4576人が回答した。調査期間は2019年11月27日から12月24日まで。
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