ヤフオク!とモバオクで「マスク出品禁止」 高額転売の防止策（2/2 ページ）

ヤフオク!でのマスク出品が3月14日から当分の間、禁止となる。「フリマ（定額）」設定でないマスクが出品された場合に、出品削除などの対応をとる。また、フリマ（定額）設定で出品されたマスクについても、社会通念上、不適切な価格で販売したり、大量の出品をしたりした場合には削除などの措置を実施する。

[ITmedia]

モバオクはマスクと消毒液の出品を禁止

　またDeNAの子会社が運営するオークションサイト「モバオク」も同様に14日から、マスクに加えて消毒液の出品を禁止する。

モバオクもマスク、消毒剤の出品を禁止する（モバオクのWebサイトより）

　新型コロナウイルスの影響で全国的なマスク品薄が続くなか、セブン-イレブンのある店舗ではマスク60枚を1万6900円で高額販売していた。ネットオークションで独自に仕入れたマスクを転売していたという。

　また5日には安倍晋三首相がマスクの転売を禁止する方針を発表した。国民生活安定緊急措置法の政令を改正し、早ければ来週中に施行する。インターネットなどでの高額転売ができないよう防止する。違反した場合の罰則も設ける。