ニュース
アイリスオーヤマがマスク40万枚を政府「マスクチーム」に寄付
アイリスオーヤマは3月9日発足の政府「マスクチーム」に40万枚のマスクを寄付する。寄付するマスクは、厚生労働省を通じて、感染者が増加している地域の医療機関を中心に配布される予定だ。今回は政府への売り渡しではなく、同社が自主的に寄付をする。
アイリスオーヤマは新型コロナウイルスの感染拡大でマスクが手に入りにくい状況が続いていることから、3月9日発足の政府「マスクチーム」に40万枚のマスクを寄付する。寄付するマスクは、厚生労働省を通じて、感染者が増加している地域の医療機関を中心に配布される予定だ。
同社は、3月4日にも100万枚のマスクを政府に売り渡すことを発表している(関連記事「アイリスオーヤマが「100万枚のマスク提供」 新型コロナ感染者拡大の北海道に」を参照)。マスクの需要が急増し、メーカーによる生産が供給に追いつかず品薄な状況が続いていることから、政府は国民生活安定緊急措置法に基づきマスクを生産、販売するメーカーに売り渡しを指示していた。
今回は政府への売り渡しではなく、同社が自主的に寄付をする。
同社のマスクは中国の大連と蘇州で生産。順次国内に輸入してきて、準備が整い次第、政府の指示があった場所に発送していく。具体的な地域は未定だ。
関連記事
- 快進撃続けるアイリスオーヤマの「おじさん技術者」たち 元「東芝」技術者のもと“テレビ”でも旋風を起こせるか
アイリスオーヤマ初の音声操作可能なテレビを開発するために陣頭指揮を執ったのは、東芝を早期退職してアイリスに入社したテレビ事業部長の武藤和浩さんだ。同社の家電事業部の社員は出身企業が異なる「混成部隊」だ。シャープや東芝出身の40〜50代以上もおり、中には30代で前の会社に見切りをつけてアイリスに移ってきた技術者もいるという。果たしてアイリスの「混成部隊」はテレビ事業でも旋風を起こすことができるのだろうか。 - アイリスオーヤマが「100万枚のマスク提供」 新型コロナ感染者拡大の北海道に
アイリスオーヤマは政府からの要請に対応し 、感染者が増加している北海道の住民に配布するマスクとして100万枚を提供する。マスクは、政府が3月1日の「新型コロナウイルス感染症対策本部」で表明した「政府がメーカーからマスクを買い取り、感染が増加している北海道の住民に配布する」方針に対応して、国に売り渡す。新型コロナウイルスの感染拡大によってマスクの需要が急増し、メーカーによる生産が供給に追いつかず品薄な状況が続いている。 - シンガポールのスマホゲームアプリ企業がマスクを25万枚寄付 ブラジルの企業から調達
シンガポールのゲームアプリ企業IGGが25万枚のマスクを寄付する。同社は米国や中国、韓国など16カ国に支社があり、グローバルなネットワークを駆使して、ブラジルの企業からマスクを調達。日本の他、韓国にマスクを25万枚、イタリアに消毒液などの支援物資を寄付するという。 - ホリエモンが政治家に頭を下げてまで「子宮頸がんワクチン」を推進する理由
ホリエモンはなぜ「子宮頸がんワクチン」を推進しているのだろうか。その裏には、政治に翻弄された「守れるはずの命」があった。 - ひろゆきが斬る「ここがマズいよ働き方改革!」――「年収2000万円以下の会社員」が目指すべきこと
平成のネット史の最重要人物「ひろゆき」への独占インタビュー。ひろゆきの仕事観・仕事哲学を3回に分けて余すことなくお届けする。中編のテーマは「働き方」――。 - フリーアドレスはもう古い 働き方を根本から変える「ABW」の破壊力
欧米の企業が相次いで「アクティビティー・ベースド・ワーキング(ABW : Activity Based Working)」という勤務形態を導入している。簡単にいうと、仕事の内容に合わせて働く場所を選ぶ働き方だ。ABWの創始者であるオランダのコンサルティング会社のマネジャーに、日本企業が働き方を変えて生産性を高めるためのヒントを聞いた。 - 新型肺炎が教える中国ビジネスのリスク パンデミックが多発する中国との付き合い方
新型肺炎の感染拡大が連日のように報道されている。報道を見れば見るほど、私たち日本人は「中国リスク」を痛感させられているのではないだろうか。本連載では中国ビジネスについての歴史的な経緯をクローズアップ。中国となんらかの関わりを持つ人が事前に知っておくべき教養と、新型肺炎がもたらすリスクについて取り上げていく。第1回目は、報道があまりなされない中国の食文化・食習慣と新型肺炎の関連性についてふれる。 - 新型肺炎が教える中国ビジネスのリスク 情報公開が遅れる中国との付き合い方
新型肺炎の感染拡大が連日のように報道されている。報道を見れば見るほど、私たち日本人は「中国リスク」を痛感させられているのではないだろうか。本連載では中国ビジネスについての歴史的な経緯をクローズアップ。中国となんらかの関わりを持つ人が事前に知っておくべき教養と、新型肺炎がもたらすリスクについて取り上げていく。第2回目は、情報公開の遅れを生みだす中国の体質を知り、日本が付き合っていく方法に言及する。 - 世界最強の政党「中国共産党」の実像――14億人を支配する7人
中国はいかにして「S級国家」へとのし上がったのか? 中編では「中国共産党」の権力構造に迫る。 - ユニクロはいかにして中国で勝ったのか? 「20年の粘り腰」に見る強さの源泉
2002年秋、上海に初出店し、しばらく鳴かず飛ばずだったユニクローー。なぜ中国市場で勝つことができたのだろうか? 気鋭の論者が分析する。 - 突如、明らかになった簿外債務35億円 最後まで説明責任を果たさなかった婦人用バッグ卸が示す「倒産の図式」
成功には決まったパターンが存在しないが、失敗には『公式』がある。どこにでもある普通の企業はなぜ倒産への道をたどったのだろうか。存続と倒産の分岐点になる「些細な出来事=前兆」にスポットを当て、「企業存続のための教訓」を探る。 - 借り入れ依存度9割弱 金融機関の支援で「延命」されていた長野県有数の中小企業がたどった末路
成功には決まったパターンが存在しないが、失敗には『公式』がある。どこにでもある普通の企業はなぜ倒産への道をたどったのだろうか。存続と倒産の分岐点になる「些細な出来事=前兆」にスポットを当て、「企業存続のための教訓」を探る。 - 朝食を抜きがちなビジネスパーソンに残された最終手段「だけ朝食」とは?
昼は毎日外食、夜は接待に飲み会、朝は時間がなく何も食べない――。健康は気になるけど、毎日忙しく過ごすビジネスパーソンが「規則正しい、理想に近い食生活」を実行するのは不可能に近い。それでも、できるだけ健康でいるためにはどうしたらよいのか。20年以上活躍する食生活ジャーナリストが「せめてこれだけは実践しよう」という健康情報をお届けする。
Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.