調査リポート
東京23区内の新築マンション、平均購入価格は6395万円 広さは?
リクルート住まいカンパニーは3月19日、「首都圏新築マンション契約者動向調査」を実施し、その結果を発表した。
リクルート住まいカンパニーは3月19日、「首都圏新築マンション契約者動向調査」を実施し、その結果を発表した。購入価格は「6000万円以上」が31%、「5000〜6000万円未満」が26%で、5000万円以上が全体の6割を占めることに。平均購入価格は5517万円で、2001年以降で最も高いことが分かった。
マンションの専有面積をみると「70〜75平米未満」(37%)が最も多く、次いで「60〜70平米未満」(26%)。平均専有面積は68.2平米で、01年の調査開始以来、最も狭い。ちなみに、東京23区内の平均購入価格は6395万円で、平均専有面積は63.6平米。
新築マンションを購入した理由を聞いたところ「子どもや家族のため、家を持ちたいと思ったから」(41%)がトップ。以下「現在の住居費が高くてもったいないから」(32%)、「資産を持ちたい、資産として有利だと思ったから」(26%)という結果に。03年以降の変化をみると、「資産を持ちたい、資産として有利だと思ったから」はこれまでで最も多くなり、「もっと広い家に住みたかったから」という理由を、初めて上回った。
インターネットまたは郵送による調査で、19年1月〜12月までに首都圏で新築マンションを購入した男女4931人が回答した。
関連記事
- 『サザエさん』『ドラえもん』『ちびまる子ちゃん』『クレヨンしんちゃん』――最も高い家に住んでいるのは? 査定してみた
国民的アニメの主人公は、どんな家に住んでいるのでしょうか? 『サザエさん』『ドラえもん』『ちびまる子ちゃん』『クレヨンしんちゃん』の自宅を査定したところ……。 - 「男女混合フロア」のあるカプセルホテルが、稼働率90%の理由
渋谷駅から徒歩5分ほどのところに、ちょっと変わったカプセルホテルが誕生した。その名は「The Millennials Shibuya」。カプセルホテルといえば安全性などを理由に、男女別フロアを設けるところが多いが、ここは違う。あえて「男女混合フロア」を取り入れているのだ。その狙いは……。 - 「7畳の学生寮」に住む大学生が増えている、いくつかの理由
首都圏を中心に、「学生寮」がじわじわ増えていることをご存じだろうか。どんな間取りなのか気になって取材したところ、そこはとても「狭く」て……。 - 首都圏の住みたい街ランキング 「買って住みたい」のトップは?
LIFULLは2月4日、首都圏の住みたい街ランキングを発表した。2019年中の物件に対する問い合わせを集計し、「買って住みたい街」「借りて住みたい街」をランク付けした。特に「買って住みたい街」では「都会志向」が強まる結果に。 - 「住み心地がいい街」ランキング 首都圏の人に聞いた1位は?
大東建託は、首都圏在住者に調査した「街の住みここちランキング2019<首都圏版>」を発表。総合トップは「広尾」だった。
Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.