調査リポート
首都圏の住みたい街ランキング 「買って住みたい」のトップは?:強まる都会志向(1/2 ページ)
LIFULLは2月4日、首都圏の住みたい街ランキングを発表した。2019年中の物件に対する問い合わせを集計し、「買って住みたい街」「借りて住みたい街」をランク付けした。特に「買って住みたい街」では「都会志向」が強まる結果に。
不動産情報サイト「LIFULL HOME'S」を運営するLIFULLは、「2020年 首都圏版LIFULL HOME'S住みたい街ランキング」を発表した。「買って住みたい街」「借りて住みたい街」の2つに分け、LIFULL HOME'S上で人気が高い首都圏の街を集計した。
「買って住みたい街」では、「勝どき」が首位。19年の調査では16位だったが、大きく順位を上げた。2位は「恵比寿」、3位には「三鷹」がランクインした。18年調査では、トップ10のうち東京都内の街は4つだったが、19年には7つに増加。今回の調査では8つに増え、年々「都会志向」が強まっている。
同社は今回の結果を受け、「住宅地としてイメージされにくいエリアの街が上位に登場」「首都圏で拠点性が高く生活利便性にも支持があるエリアは上位を維持」と分析している。なお、19年調査のトップ3は「目黒」「八王子」「恵比寿」だった。
関連記事
- 課長の平均年収は932万円、部長は? 外資との「格差」も明らかに
日本で活動する企業の報酬状況が発表。日系企業と外資系企業合わせて679社が参加した。調査結果では課長職や部長職の平均年収も明らかになった。日系企業と外資系企業の報酬格差も合わせて発表し、特に役職者以上で顕著な開きがあった。 - 「街の住みここちランキング」東名阪を抑えて1位になった街は? 高年収層の住みやすい街も明らかに
大東建託が、住民が住み心地が良いと感じている自治体ランキングを発表。トップ10には都市部が並ぶ中、ベッドタウンもランクインした。トップ10に最も多く自治体がランクインした都道府県は、大阪市だった。年収別の住み心地がよい街も発表した。 - いきなり!ステーキ大量閉店の裏で着々と牙を研ぐ「やっぱりステーキ」の不気味な存在
いきなり!ステーキが急ブレーキしている。出店計画を見直すとともに、44店舗の閉店を決定。売り上げも大きく落ち込んでいる。その裏で注目を集めているのが「やっぱりステーキ」という店だ。名前こそ似ているが、単なる「パクり」で片付けるのは早計か? - それでも“インフルエンザ出社”がなくならないワケ くだらない「武勇伝」づくりはもうやめよう
インフルエンザが流行する季節になった。その感染力の強さから、り患した場合には自宅で静養することが望まれる。学校などでは出席停止の措置が義務付けられており、熱が下がったからといってすぐに登校できるようにはならない。一方、職場では「季節性インフルエンザ」に関する明確な規定がない。そのため、インフルエンザになっても無理を押して出社する人も少なからず存在する。また、熱が下がれば「すぐに出社しないと」といった空気も存在する。なぜ、はた迷惑な「インフル出社」が起こってしまうのか。 - 内定辞退セットに賛否両論 心のこもった「就活謎マナー」が企業にとっても大迷惑な理由
話題になった「内定辞退セット」。就活に関するマナーについての議論を巻き起こした。面接などの就職活動に、最低限のマナーは当然必要。しかし、その一方で、明らかに「ムダ」ともいえるマナーも中にはあるようで……
Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.