調査リポート
日本の睡眠時間、世界ワースト記録を更新? 都道府県別「睡眠偏差値」ランキングも発表:20代経営者の睡眠状況が過酷(2/2 ページ)
2018年のOECDによる国際比較で世界ワーストだった日本の睡眠時間。新たに発表された調査では、当時の睡眠時間をさらに下回る結果に。「睡眠偏差値」の都道府県別ランキングも発表。最も睡眠偏差値が高かったのは……。
都道府県別の睡眠偏差値ランキング
睡眠偏差値を都道府県別に見ると、1位は青森県。睡眠偏差値は52.21、睡眠時間は6時間40分で、「睡眠の質」「睡眠習慣」の項目において全国1位を記録している。2位は静岡県(同51.63、6時間36分)、3位は和歌山県(同51.30、6時間31分)。睡眠時間だけに着目すると、最も長かったのは高知県で6時間47分。
一方、睡眠偏差値のワースト3は宮城県(偏差値47.92、睡眠時間6時間32分)、徳島県(同48.31、6時間15分)、山梨県(同48.35、6時間25分)だった。宮城県は、睡眠時間が突出して短いわけではないが、「SAS(睡眠時無呼吸症候群)リスク」や「生活習慣」、そして「睡眠習慣」の3項目で最下位。なお、睡眠時間が最も短かったのは徳島県で6時間15分だった。
調査では、睡眠偏差値の高い人と低い人でどういった生活習慣の違いがあるのかも分析。トップ1000とワースト1000を比較すると、朝食を習慣的にとるかどうかや夜食の有無、飲酒頻度などで差がついている。
調査は19年12月、インターネットで全国の男女を対象に実施し、1万343サンプルを得た。
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