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沖縄のモノレール45万人減 路線延伸の効果、コロナで打ち消し:3月の利用客
沖縄都市モノレールの3月の利用者数(速報値)が、前年同月比で大幅に減少していることが分かった。
沖縄都市モノレール(ゆいレール、美里義雅社長)の3月の利用者数(速報値)が、前年同月比26.7%(45万2517人)減の124万5896人だったことが2日、分かった。昨年10月に浦添方面へ延長して4駅増えたにもかかわらず、新型コロナウイルスの感染拡大で国内外の観光客が減った影響を受けた。
2月の利用者数と比較しても、17.6%(26万4349人)減少した。海外航空路線の全運休や国内線の減便などが響いた。
3月の1日の平均利用者数は、1万4597人減の4万190人。担当者は「明らかに那覇空港駅の乗車数が減っている」と話す。
同社は、換気のため車両の窓を開けて運行するほか、マスク着用や手洗い、せきエチケットの徹底などを呼び掛けている。(政経部・川野百合子)
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