2015年7月27日以前の記事
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新型コロナで3月は利用激減 JR東海、ゴールデンウイーク以降も「のぞみ」減便「ひかり」「こだま」は変更なし

JR東海がゴールデンウイーク以降の「のぞみ」号の減便を発表した。新型コロナの影響もあり、3月の新幹線利用が激減している。既に4月、ゴールデンウイーク期間の減便を発表しており、再度の減便発表となる。

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 JR東海は4月6日、新幹線「のぞみ」の5月運転計画見直しを発表した。取りやめるのは5月15日、22日、29日の3日間。3日間の合計で45本の運転を取りやめる。なお、「ひかり」「こだま」および在来線特急の見直しは行わない。


運転計画見直しの詳細(出所:JR東海発行のプレスリリース)

 運休する列車の特急券を持っていて、当日の他の列車へ変更を希望する場合には駅窓口で受け付ける。乗車を取りやめる場合には駅員に申し出れば、手数料を徴収せずに払い戻しを行う。旅行会社などで購入した一部の切符については、駅での取り扱いができない場合があるとして、購入先に問い合わせをするようアナウンスしている。

 同社は3月14日にダイヤ改正を行い、のぞみ号の増発を計画していた。しかし、新型コロナウイルスの感染拡大に伴い、同社の運航する新幹線は利用が激減。同社の発表している月次情報では、2020年3月(〜25日)の「のぞみ」輸送量は前年同期比で43%。その他は「ひかり」が同41%、「こだま」が同53%と軒並み半分近く減少した。


3月は輸送量が激減(出所:JR東海公式Webサイト「月次ご利用状況」)

 これを受け、同社は3月末に4月の各金曜日、ならびに5月のゴールデンウイーク期間についてのぞみ号の減便を発表。この際、社会情勢などによってはゴールデンウイーク以降も減便する可能性を示唆していた。


3月末に発表していた減便情報(出所:JR東海発行のプレスリリース)

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