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ドトールが連休明けまで臨時休業、直営246店舗 サンマルクカフェも224店舗を休業に:緊急事態宣言の対象地域で
ドトールコーヒーは、緊急事態宣言の対象となった7都府県の計246店舗を4月8日から臨時休業。大型連休を含む5月6日まで。カフェチェーンでも店舗休業や営業時間短縮の動きが相次いでいる。
ドトールコーヒーは4月7日、緊急事態宣言の対象となった7都府県の計246店舗を8日から臨時休業すると発表した。5月6日まで約1カ月間の予定。大型連休を含む長期間にわたって休業し、感染拡大防止に努める。
臨時休業の対象となるのは、東京都、千葉県、埼玉県、神奈川県、大阪府、兵庫県、福岡県の直営店舗。「ドトールコーヒーショップ」152店舗、「エクセルシオール カフェ」90店舗、「ル カフェ・ドトール」1店舗、「カフェ レクセル」3店舗の計246店舗となる。
なお、 「フランチャイズ加盟店舗については各店ごとに対応を協議中」(同社)。営業を継続する店舗については、感染拡大防止の取り組みを徹底するという。
カフェチェーンの対応を巡っては、スターバックスコーヒージャパンが7都府県の850店舗を4月9日から臨時休業。サンマルクカフェも、東京都の96店舗、神奈川県の31店舗、千葉県の15店舗、埼玉県の20店舗、大阪府の37店舗、兵庫県の19店舗、福岡県の6店舗の計224店舗を5月6日まで休業すると発表した。
「コメダ珈琲店」などを展開するコメダホールディングスは、7都府県の約350店舗で営業時間を短縮すると発表。感染防止対策の徹底、テークアウトの取り組みの強化を行った上で「できる限り営業を継続する」という。「カフェ・ド・クリエ」を運営するポッカクリエイトも、一部店舗の休業または営業時間変更を行うと発表している。
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