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自社は「持続化給付金」を受けられるか? マネーフォワードが予測機能提供
新型コロナウイルスの影響から厳しい状況にある事業者の支援のため、経済産業省が計画する「持続化給付金」。クラウド会計ソフト「マネーフォワード クラウド会計・確定申告」ユーザー向けに、過去の売上データを元に、「持続化給付金」の給付対象の予測と予測給付額の算出ができる機能の提供が始まった。
新型コロナウイルスの影響により、厳しい状況にある事業者の支援のため、経済産業省は「持続化給付金」の給付を計画している。事業収入が前年同月比で半減した事業者について、減少額を給付する制度だ。
持続化給付金の給付を受けるには、前年度と売上を比較して減少率を算出し、対象であるかどうかを自ら判断する必要がある。また給付額も自分で算出することが必要だ。
マネーフォーワードは、クラウド会計ソフト「マネーフォワード クラウド会計・確定申告」ユーザー向けに、過去の売上データを元に、持続化給付金の給付対象の予測と予測給付額の算出ができる機能の提供を開始した。
今後、持続化給付金の詳細が公開され次第、機能をアップデートしていく。また「令和2年補正予算案」における、そのほかの助成金等の申請サポートも行っていく予定だ。
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