調査リポート
「この仕事向いてないんじゃない?」「やる気ある?」 先輩から言われて傷つくセリフ(1/2 ページ)
仕事で失敗したとき、社会人1〜2年生は先輩からどのような言葉をかけられるとモチベーションが上がるのか。ソニー生命保険が行った調査によると、「君がいて助かった、ありがとう」と答えた人が最も多かった。
仕事で失敗したとき、社会人1〜2年生は先輩からどのような言葉をかけられるとモチベーションが上がるのだろうか。落ち込んでいるときに、先輩社会人に言われたらやる気に火がつくセリフを聞いたところ「君がいて助かった、ありがとう」(37.7%)と答えた人が最も多いことが、ソニー生命保険の調査で分かった。
次いで「本当によく頑張った」(27.6%)、「何でも相談してね」(24.4%)、「一緒に乗り越えよう」(22.1%)、「大丈夫、なんとかなるよ」(20.4%)という結果に。「先輩からの感謝の言葉に接し、自分が職場で役立っていると実感できると、モチベーションがアップする人は多いようだ」(ソニー生命保険)
一方、先輩からどのような言葉を告げられると、モチベーションが下がってしまうのだろうか。やる気が奪われてしまうセリフを聞いたところ、「この仕事向いてないんじゃない?」(30.4%)が最も多く、次いで「私が若いころは○○だったのに」(26.1%)、「やる気ある?」(20.7%)、「もういいよ、別の人にお願いする」(20.3%)、「そんなことは常識でしょ」(20.1%)と続いた。「仕事への適性を否定されたと感じると、仕事への意欲を失ってしまう人が多いようだ」(同)
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