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東京ディズニーリゾート、休園を延長 5400人を一時帰休:長引く休業期間
オリエンタルランドは、東京ディズニーランドと東京ディズニーシーの臨時休園期間を延長すると発表。休業要請が解かれた段階で再開時期を判断する。また、従業員約5400人を対象に一時帰休を実施する。
東京ディズニーランド、東京ディズニーシーを運営するオリエンタルランドは5月8日、両パークの臨時休園期間を延長すると発表した。新型コロナウイルス感染拡大による緊急事態宣言が延長されたことから、今後は、休業要請が解かれた段階で再開時期を判断する。また、休園が長引いていることから、従業員約5400人を対象に一時帰休を実施する。
両パークは2月29日から臨時休業しており、緊急事態宣言が出された後の4月9日には、営業再開時期を「5月中旬に判断する」と発表していた。4月に開業を予定していた東京ディズニーランドの大規模開発エリアについては、営業再開後の状況を見てから開業時期を決定する。
一時帰休は、5月18日から両パークの営業再開まで実施する。対象者は社員、嘱託社員、テーマパークオペレーション社員。勤務日数のうち、月4日を休業日とし、休業日については賃金の一部を支給するという。
また、3月からは役員報酬の自主返納も実施している。
両パークの再開延期に伴い、ディズニーホテル、商業施設「イクスピアリ」も臨時休業期間の延長を発表している。
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