ニュース
コロナ対応に厳しく臨んだ店ほどお客は集まる説は、本当か(4/4 ページ)
新型コロナウイルスの感染拡大を受けて、多くの店が休業に追い込まれている。自粛解除が徐々に進む中で、「お客は戻ってくるのだろうか」と不安を感じている人も多いかもしれないが、今後は……。
サイレントマジョリティこそ主役
私は講演やセミナーをするのが仕事です。これまで流通業やサービス業、介護・医療などの現場で働く皆さんと、その組織に対してこうした「真のカスタマーサービス」を訴えてきました。圧倒的に現場の方々のご理解とご賛同をいただいてきました。そうした正しい感覚をぜひ正々堂々、会社として取り組んでほしいのです。
「本当のお客様」へのサービスこそ、お店や接客が目指すべきゴールだと信じています。無法者や犯罪者、それらの予備軍をつけあがらせ、野放しにすることは、本当のお客様にとてつもない不快感と迷惑をかけているのです。このことを繰り返し述べたいと思います。
自粛に耐え忍んできた心あるお店、サービス業、さまざまなお仕事をされる皆さん。そうした努力を「神様」はきっとわかっているはずです。サイレントマジョリティを大切にする社会の実現と、ノイジーマイノリティに振り回されることが早くなくなることをずっと祈っています。(増沢 隆太)
関連記事
- 世界一規律正しい日本人が、「外出自粛」の呼びかけを無視するワケ
「不要不急の外出は控えてください」――。政府、自治体、医療関係者などが何度も訴えているのに、なぜ日本人は外出してしまうのか。筆者の窪田氏はマスコミの報道に原因があると見ていて……。 - 「喫煙者は新型コロナにかかりにくい」 まさかの新説は本当か
アメリカやフランスの研究チームが、ちょっと信じられない研究結果を発表した。「喫煙者は新型コロナにかかりにくい」というのだ。まさかの新説の裏に何があるのか。 - 非常事態終了を遅らせるバカにつける薬
日本人は今、2種類いる。非常事態解除を真剣に願い行動抑制する者と、非常事態の意味もコロナの意味も理解できない者である。 - なぜ「プリウス」はボコボコに叩かれるのか 「暴走老人」のアイコンになる日
またしても、「暴走老人」による犠牲者が出てしまった。二度とこのような悲劇が起きないことを願うばかりだが、筆者の窪田氏は違うことに注目している。「プリウスバッシング」だ。どういう意味かというと……。
関連リンク
Copyright (c) INSIGHT NOW! All Rights Reserved.