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スーパーの「ベルク」が一部店舗で入場規制を実施 感染拡大防止のため:買い物かごの数を制限
スーパーのベルクが一部店舗で入場規制を実施している。優先レジの導入も始めた。感染拡大防止のため。
食品スーパーを展開するベルクは、新型コロナウイルスの感染拡大を防止するため、店内に優先レジを導入するとともに、買い物かごによる入場規制を開始した。
医療従事者を支援するとともに、身体障がい者、重症化リスクの高い75歳以上の高齢者、妊婦に安心して店を利用してもらうために優先レジを導入した。利用できる時間帯は午前9時〜午後8時で、レジが空いている場合は一般客も利用できる。
入場規制は店内の混雑状況に応じて一部店舗で実施している。具体的には、店舗の出入り口に設置する買い物かごの数を制限し、一定数以上のお客が入場できないようにする。買い物かごがない場合、お客はかごが補充されるまで待つことになる。
全国スーパーマーケット協会が首都圏在住の消費者を対象に行った調査によると、在宅勤務の増加や休校措置の影響で、買い物時間を夜から昼にシフトする家庭が増えており、店舗が混雑する要因になっているという。
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