関西の「住みたい街」は? 1位は3年連続、阪急神戸線と地下鉄御堂筋線が上位独占:「穴場だと思う」は尼崎(1/2 ページ)
リクルート住まいカンパニーが発表した「SUUMO住みたい街ランキング2020」の関西版。1位は3年連続で「西宮北口」。「穴場だと思う街ランキング」では「尼崎」が1位となった。
リクルート住まいカンパニーは5月20日、「SUUMO住みたい街ランキング2020」の関西版を発表した。1位は「西宮北口」で、3年連続のトップだった。また、「穴場だと思う街ランキング」では「尼崎」が1位となった。
ランキングは、関西圏(大阪府、兵庫県、京都府、奈良県、滋賀県、和歌山県)に住む人を対象に「今後、住んでみたい街(駅)」などを調査して作成した。
1位の西宮北口は、男女別、年代別に見ても全ての属性で最多得点となり、幅広い層からの支持を得ている。子どもがいる人からも人気だった。また、居住府県別に見ると、大阪府民のランキングでも2位となっており、兵庫県民以外からの回答も多かったようだ。
2位は「梅田」。交通利便性や知名度の高さから、大阪府民のランキングで1位だっただけでなく、兵庫、京都、滋賀、和歌山の在住者のランキングでも10位以内に入っている。ライフステージ別に見ると、シングルの男女による回答が多かった。
3位には「神戸三宮」が入った。兵庫県民のランキングでは西宮北口に次いで2位。大阪府民のランキングでも7位だった。どの属性からもバランスよく支持を得ている。
上位には、阪急神戸線や地下鉄御堂筋線の駅が目立った。トップ10を見ると、阪急神戸線の沿線では、西宮北口のほか、梅田、神戸三宮、「夙川」(6位)、「岡本」(9位)が入った。地下鉄御堂筋線では、梅田、「なんば」(4位)、「天王寺」(5位)、「江坂」(7位)に加えて、直通する北大阪急行の「千里中央」も7位に入った。
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