ニュース
LINE証券が信用取引開始 制度信用のみ、手数料無料
LINE証券は5月21日、新たに信用取引の取り扱いを開始した。利用できるのは制度信用取引のみで、一般信用取引は提供しない。
LINE証券は5月21日、新たに信用取引の取り扱いを開始した。利用できるのは制度信用取引のみで、一般信用取引は提供しない。
売買手数料は、約定代金に関わらず無料。信用買いの際の金利、信用売りの際の貸株料は、SBI証券、楽天証券に合わせ、それぞれ2.80%、1.15%とした。また、LINE証券の口座を開設していれば、メニューから追加の書類提出なしで申し込み可能と、口座開設を容易にした。
LINE証券の証券は、1株単位と100株単位の現物取引のサービスを提供しており、信用取引は3つ目のサービスとなる。
関連記事
- LINE証券、2月27日に7%オフで株式が買えるタイムセール開催
LINE証券が株式を最大7%オフで買えるタイムセールを、2月27日に開催。 - なぜ今、証券業界で手数料無料化が進むのか?
証券業界の売買手数料無料化の流れが加速している。米証券大手のチャールズ・シュワブは10月1日に手数料撤廃を発表。国内でもSBIホールディングスは10月30日の決算発表にて、傘下の証券会社の取引手数料を今後3年でゼロにする構想を打ち出した。 - LINE、野村HDと「LINE証券」設立へ
LINEは3月28日、野村ホールディングス(HD)と金融事業で業務提携を検討することで基本合意した。5月末をめどに共同出資の新会社「LINE証券」を設立する。 - トヨタやソニーも過去に失敗 異業種の証券会社設立、成功のカギとは?
昨今、異業種からの証券事業参入が相次いでいる。しかし実は、異業種の証券事業参入は90年代末から00年代半ばにかけて度々みられた現象で、当時の大半の新規事業者は撤退を余儀なくされた。証券会社さえ作れば成功するという想定では足りず、証券事業を通じて本業の付加価値増加を伴うサービスであることまで求められる。
Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.