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freee佐々木大輔CEOがリモートワーク時代に1on1を重要視する真の理由――マネジャーが部下と信頼関係を築く要点アフターコロナ 仕事はこう変わる(4/4 ページ)

freeeは3月2日から「全従業員出社禁止」を実施している。各社のテレワーク実施率がなかなか高まらない中で、3月・4月の在宅勤務率99%を達成した同社は、どのような指針で働き方改革を進めたのか。佐々木大輔CEO(最高経営責任者)に聞いた。

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6月以降も原則在宅勤務

――貴社は6月以降も在宅勤務を継続します。オンラインで仕事が完結する仕組みができている中で、今後も本社オフィスを維持していくのでしょうか?

 今のところは本社オフィスを維持していくつもりです。やはりチームビルディングを考えると、可能であれば一緒に仕事をしたほうがいい。オンラインで今やっている仕事というのは、過去の信頼関係の貯金を取り崩しながらやっているという感覚も当初はありましたし、「あうんの呼吸」みたいなチームワークを養っていくこともオンラインではやりづらいと感じることもあります。

 ただ一方で、そうした考えを疑うことも同時に行っています。例えばオンラインでのミーティングも、最初は疑心暗鬼だった人も多いと思いますが、やってみると実はこれで結構回ると実感しているのではないでしょうか。

 目的を達成するための議論やプロジェクトの進行、さらには商談も、やってみると実はできるということを、私たちも日々実証しているところです。大事なのは、「これはリアルじゃないとできないよね」と思考停止になるのではなく、オンラインだけでどこまでできるか、どんどんトライしていくことだと思います。

phot
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