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セブン&アイが最上級ブランドのワイン3種を発売 増加する「宅飲み」需要に対応:フルボトルワイン
セブン&アイが最上級ブランド「セブンプレミアム ゴールド」にワイン3種を追加する。新型コロナの影響で「宅飲み」需要が増えたことに対応する。ハレの日には上質なワインのニーズも高まっていると分析する。
セブン&アイ・ホールディングスは6月22日、最上級のワインブランド「セブンプレミアムゴールド ヨセミテ・ロード スペシャル・セレクション」から3種を発売すると発表した。発売するのは「カベルネ・ソーヴィニヨン」「ピノ・ノワール」「シャルドネ」で、価格は全て980円(税別)。
6月22日から、セブン‐イレブン、イトーヨーカドー、ヨークマート 、ヨークベニマルなどの約2万1000店で販売を開始する。
セブン&アイによると、新型コロナウイルスの影響で、自宅でフルボトルワインを楽しむ消費者が増えてきたという。また、ハレの日には上質なワインを楽しむニーズが高まってきたと分析する。そこで、セブン&アイの最上級ブランドのワインを強化することにした。
4〜5月には大手居酒屋チェーンなどの休業が相次いだ。6月から本格的に営業を再開した店舗も多いが、客足が戻るのには時間がかかるという見方も広がっている。セブン&アイをはじめ、小売りチェーンは“宅飲み”をビジネスチャンスにつなげられるか。
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