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ダイハツ・タフトのターボが選ばれそうな理由池田直渡「週刊モータージャーナル」(1/5 ページ)

スズキのヒットモデル、ハスラーのライバルと受け止められるであろう、ダイハツのタフト。キャラクター面で見ても、デザインコンシャスなスタイルでどちらも道具性を押し出したデザインだ。最終的な印象ではタフトはかなり良いクルマだと思う。ただし、ターボモデルに限る。

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 6月10日、ダイハツはSUVタイプの軽自動車タフトを発売した。

 スズキのヒットモデル、ハスラーのライバルと受け止める人は多いだろう。双方の共通点を挙げれば、どちらも新世代シャシーを採用していること。ダイハツはDNGAで、スズキはHEARTECT。それぞれの前世代に比べて、衝突安全性能とボディ剛性の向上に加えて大幅な軽量化を成し遂げていることが新世代シャシーの特徴だ。


目視できるボンネットや、水平なサイドウィンドー下端のラインなどによって、車両がとても把握しやすい

 さらに、キャラクター面で見ても、デザインコンシャスなスタイルでどちらも道具性を押し出したデザインに仕上げている。道具性といってもトラックやバンのような実用本位のものではなく、エンターテインメントデザインとしての道具性だ。そういうものは多分ギア感とでも呼ぶことができるだろう。


こちらも徹底して直線基調のインテリア。ギア感が最も現れている部分でもある
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