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30連泊で39万円 ホテルニューオータニの“スーパーワーケーション”:先着100室
ホテルニューオータニ(東京)はホテルをオフィスのようにように使って泊まれる、30連泊「スーパーワーケーション」プランを実施する。
ホテルニューオータニ(東京)はホテルをオフィスのようにように使って泊まれる、30連泊「スーパーワーケーション」プランを実施する。8月4日から受け付けを開始し、期間は8月6日から8月31日のチェックインまで。先着100室限定。
同ホテルは今年3月より、作業効率を上げるために客室と美食体験をセットにした「デイユーステレワークプラン」を展開。7月31日までの累計をみると、前年同時期のデイユース(日帰り利用)比較で231%と伸長し、「ホテルでのおこもりワークニーズが高まっていることが明らかになった」(ホテルニューオータニ)
また、政府は「在宅7割」推奨という指針を発表したほか、旅行先で休暇を楽しみながら仕事にも取り組むワーケーションの普及を促進する考えを示した。こうした環境を受け、同ホテルは「首都圏ワーカーを対象に、ホテルをオフィスのように使える30連泊を用意した」という。
スーパーワーケーションの利用者は、チェックイン時の手続きだけで、その日から1カ月間利用できるようにした。光熱費や通信費の追加支払いは不要とし、駐車場も無料。また施設内のレストラン優待券のほかに、さまざまな特典を用意した。価格はスタンダードルームが39万円(税金、サービス料込、以下同)、クオリティダブルルームが42万円、デラックスルームが99万円。
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