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すき家が看板商品のカレーを刷新 持ち帰り用容器も進化:よりマイルドに
すき家は8月26日に看板商品のカレーを刷新する。優しいコクが特徴の欧風カレー。テークアウト需要が高まっていることから、新たな持ち帰り用容器も導入する。
大手牛丼チェーン「すき家」を展開するすき家(東京都港区)は、8月26日に看板商品のカレーを刷新すると発表した。
新しいカレーは、牛肉との相性を追求して開発した。野菜が溶け込んでおり、優しいコクが特徴の欧風カレーに仕立てた。従来のスパイスが効いたカレーと比べてマイルドになっているという。リニューアルに合わせて、卵でチーズ・ほうれん草を卵を包んだ“オム”と牛肉をトッピングした「横濱オム牛カレー」(並盛、税込790円、以下同)と、牛肉をトッピングした「欧風牛カレー」(650円)を用意した。ブラックペッパーや唐辛子などが入った特製ソースでからさを調整できる。
従来のプレーンなカレーは「サラ旨ポークカレー」(490円)だったが、刷新後の「カレー」は480円で提供する。
コロナ禍でテークアウトの需要が高まっていることから、新しい持ち帰り用容器も導入する。ごはんとルーが仕切られた仕様に変更し、ふたを二重にすることでルーをこぼれにくくした。また、電子レンジで加熱ができるようにした。
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