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「倍返しより転職しろ」「メガバンクは修羅の世界」半沢直樹にはまる中国人の突っ込み:浦上早苗「中国式ニューエコノミー」(1/6 ページ)
TBSドラマ「半沢直樹」の続編が中国でもブームで、中国最大の書籍・ドラマレビューサイトでは、10点満点で9.4点をマーク。「勧善懲悪」の分かりやすさが幅広く人気を集める理由だが、結果として、日本の企業文化に対する衝撃や誤解も視聴者から湧きあがっている。ここでは、中国のSNSやブログで続出している突っ込みと考察を紹介したい。
TBSのドラマ「半沢直樹」が中国でもブームになっている。7月19日に始まった続編は、中国最大の書籍・ドラマレビューサイト「豆瓣(Douban)」で9.4(10点満点、8月19日時点、以下同)の高評価を得ている。サイト内の雑談、質問掲示板には753本のスレッドが立ち、短い感想は2893本、長文の解説・レビューは78本が投稿されている。8月14日には上海で原作の読書会イベントも開かれた。日本では「歌舞伎役者ならではの演技」に注目が集まっているが、中国人視聴者にとってはさまざまな角度から「日本企業」を語る教材にもなっている。
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