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1人焼き肉専門店の「焼肉ライク」がドライブスルーを導入 焼き肉弁当を提供:外食大手で相次ぐ動き
1人焼き肉専門店の「焼肉ライク」がドライブスルーを導入。テークアウト用に開発したたれを使用した焼き肉弁当を提供する。外食チェーンはドライブスルーの導入を急いでいる。
外食事業を手掛けるダイニングイノベーションは8月26日、1人焼き肉専門店の「焼肉ライク 相模原若松店」(神奈川県相模原市)で初のドライブスルーを導入すると発表した。
ドライブスルーで提供するのは、「網焼き牛カルビ弁当」(肉並で税込600円)や「網焼き牛タン&カルビ&ハラミ弁当」(1200円)など。テークアウト用に開発した独自のたれを使用するという。
焼肉ライクのコンセプトは「1人で行ける焼き肉屋」。1人1台の無煙ロースターを導入しており、自分のペースで好きな肉を好きな量だけ注文できるようになっている。2018年8月に1号店が東京・新橋にオープン。現在は国内42店舗、海外9店舗を展開している(8月11日時点)。
大手外食チェーンはテークアウト需要の高まりを受け、ドライブスルーの導入を進めている。例えば、幸楽苑は5月27日に創業初となるドライブスルーサービスを開始した。
また、一般的なドライブスルーの設備が不要なサービスを提供する動きもある。くら寿司では「くるまdeお持ち帰り」を5月15日に開始した。これは、くら寿司のスマホアプリから予約注文し、店舗にある駐車場内の指定されたスペースに駐車すると、店舗スタッフが車まで商品を届けるというサービス。ピザハットも8月3日に「お車ピザ(ピザ車内受け取りサービス)」を導入している。
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