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吉野家が998円の「黒毛和牛すき鍋膳」を発売 「牛たん」「すきやき重」に続いて看板食材をアピール:和牛の消費支援も
吉野家は10月5日午前11時、「黒毛和牛すき鍋膳」(税別998円)を全国の店舗で限定販売する。過去には「牛たん」「すきやき重」を発売しており、看板食材である牛肉をアピールする。
吉野家は10月5日の午前11時、新商品「黒毛和牛すき鍋膳」(税別998円)を全国の店舗で発売する。約50万食限定で、売り切れ次第販売を終了する。
黒毛和牛すき鍋は、黒毛和牛、白菜、玉ねぎ、長ねぎ、にんじん、絹豆腐、きしめん、お麩を特製のたれで煮込んだもの。玉子、ごはん、漬物をセットにして提供する。ごはんの増量・おかわりは無料で、持ち帰りも可能。黒毛和牛を使用した商品を提供するのは初めてだという。
近年、吉野家は看板食材である牛肉をお客に強くアピールしている。例えば、2019年8月にはサーロインの部位を使用した「特撰すきやき重」(797円)を、20年6月には牛たんを使用した「牛たん麦とろ御膳」(868円)をそれぞれ数量限定で販売している。
和牛を使う狙いは別にもある。現在、コロナ禍の影響で行き場をなくした牛肉が増えていることから、新商品の販売を通して和牛畜産農家の支援につなげる。
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