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コカ・コーラBJH、900人早期退職実施 20年12月期は赤字予想:事業構造改革の一環
コカ・コーラボトラーズジャパンホールディングスは、900人程度の早期退職を実施する。構造改革の一環として、事業の効率化を図る。20年12月期の業績予想も発表。赤字計上を見込む。
コカ・コーラボトラーズジャパンホールディングスは10月5日、900人程度の早期退職を実施すると発表した。今期着手している構造改革の一環として、事業の効率化を図る。2020年1〜9月期連結決算において、特別退職金や再就職支援の費用として76億円を計上する。
早期退職の対象者は、グループ会社に在籍している勤続1年以上の正社員のうち、組織変更などによって異動となる社員。退職日は20年12月末まで。退職者には通常の退職金に加え、特別退職加算金を支給。また、再就職支援サービスも提供する。
同社は19年8月、24年を最終年度とする中期経営計画を発表。計画初年度の20年は「リセットと変革の年」と位置付け、抜本的な改革として、コスト構造と企業文化の変革、成長に向けた顧客志向の投資などを実施してきた。
同日、未定としていた20年12月期の連結業績予想も発表。売上収益は前期比10.4%減の8197億円、営業損益は97億円の赤字(前期は553億円の赤字)、純損益は70億円の赤字(同579億円の赤字)を見込む。のれんの減損損失を計上した前期よりも赤字幅は縮小する見通しだが、新型コロナウイルスの影響による販売数量減少が響いている。
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