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ローソンは「鬼滅の刃」、セブンは「速水もこみち」監修 コンビニ大手のおせちは少人数向け強化:コロナ禍の影響で(1/2 ページ)
コンビニ大手のおせちが出そろった。コロナ禍の影響で自宅で過ごす人が増えることを見込む。少人数向けの商品を強化している。
ファミリーマートは10月8日、2021年「ファミマのおせち」全26商品の予約を10月10日に開始すると発表した。ローソンとセブン‐イレブン・ジャパンは9月から予約を開始しており、コンビニ大手のおせちが出そろった。新型コロナウイルスの影響で旅行や帰省を控える消費者が増えることを踏まえ、自宅で楽しめる少人数向け商品を強化している。
ローソンは、1〜2人の少人数世帯向けとなる一段重おせちを20年から1品増やして計2品発売する。具体的には、鹿児島県産安納芋を使用したきんとんや神戸牛のしぐれ煮を盛り付けた「和風一段重」(店頭受け取りで税込9800円、以下同)と、TVアニメ「鬼滅の刃」とタイアップした「『鬼滅の刃』おせち一段重」(同1万5800円)を発売する。鬼滅の刃のおせちは、中蓋シートなどにアニメキャラクターをデザインし、市松模様柄のオリジナル風呂敷に包んでいる。また、自宅でぜいたくな気分を味わえるプレミアムおせちとして「プレミアム和風三段重」(同3万9300円)も用意した。
ファミマは、三段、二段、一段重の3種類を取りそろえ、幅広いニーズに対応する。少人数向けとしては老舗の仕出し料理店が手掛ける「八百彦本店 和洋中一段重(冷蔵)」(1万800円)を用意した。また、高価格帯商品としては老舗の料理人が手掛ける「京料理 美濃吉 おせち三段重(冷凍)」(宅配・送料込で2万9800円)を投入する。
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