JR東海が国産の「N700S新幹線 フィルタマスク」を10月14日に発売 ECサイトと東海道新幹線主要駅のキヨスクで
R東海は新型車両「N700S」のロゴなどをあしらった「N700S新幹線 フィルタマスク」を販売する。価格は1パック5枚入、3パックセットで3500円(以下税込、送料込)、1箱50枚入で8500円の2種類。鉄道用品などのECサイト「JR東海鉄道倶楽部」で10月14日正午に販売を開始する。
JR東海は10月12日、7月に営業運転を開始した新型車両「N700S」のロゴなどをあしらった「N700S新幹線 フィルタマスク」を販売すると発表した。価格は1パック5枚入、3パックセットで3500円(以下税込、送料込)、1箱50枚入で8500円の2種類。鉄道用品などのECサイト「JR東海鉄道倶楽部」で10月14日正午に販売を開始する。
また、EC以外にも東海道新幹線主要駅のキヨスク、名古屋マリオットアソシアホテルで10月16日以降に販売するという。
国産マスクとコラボ 狙いは?
同商品は総合フィルターメーカーのヤマシンフィルタが特許を保有するナノファイバーを活用して開発した国産の「ヤマシン・フィルタマスク」に、N700Sのロゴなどをデザインしたもの。高捕集性能、性能持続性を特長としていて、押し洗いにより5回程度は繰り返し使用可能だという。
JR東海の担当者に取材したところ、今回の販売意図を教えてくれた。
「もともとヤマシンフィルタさまのグループ企業には、東海道新幹線で走行する車両N700S、N700Aの空調機器のフィルターを製造していただいておりました。取引の実績があったこともあり、当社からコラボの一環として今回の企画を持ち掛けました。ECサイトのラインアップを拡充する意味でも重要な施策だと考えています。具体的な企画は未定ですが、今後は子ども用マスクや、(黄色の新幹線として人気を博している)ドクターイエローのデザインをあしらったマスクの販売なども検討していきたいと考えております」
Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.
関連記事
寝具の西川、日本製「スヌーピー 洗えるマスク」を10月2日に発売
寝具大手の西川は10月2日、「スヌーピー 洗えるマスク」を発売する。価格は大人用が1200円(以下、税別)で子ども用が1000円。西川公式オンラインショップと、全国の取り扱い店舗で合計10万枚の販売を予定している。
アイリスオーヤマ、通気性にこだわった国産「ナノエアーマスク」発売 7枚498円
アイリスオーヤマは、着用時の息苦しさや蒸れを緩和する「ナノエアーマスク」の発売を発表した。発売日は「ふつう」サイズを6月中旬、「小さめ」サイズを9月予定としている。価格はどちらも7枚入りで498円(税別)。
不織布メーカー前田工繊が日本製「使い捨て高性能マスク」をAmazonで発売
医療用途などで不織布を販売する前田工繊(福井県坂井市)は、自社製不織布「スプリトップ」を使用したオリジナルマスクの販売を9月7日からAmazonで始めた。マスクの消費者向け販売は初めてで、ウイルスを含んだ飛沫や微小粒子状物質「PM2.5」を99%遮断する性能をもつ。
エリエールの大王製紙が国内でマスク生産 7月には月間2600万枚生産へ
エリエールブランドを展開する大王製紙は、国内でのマスク生産を開始する。安定的な供給に貢献するため、子会社であるエリエールプロダクトに1ラインで月1300万枚まで生産可能な設備を4月末に導入する。
リニアを阻む静岡県が知られたくない「田代ダム」の不都合な真実
静岡県が大井川の減水問題などを理由に、リニア中央新幹線の建設工事に「待った」をかけ続ける一方で、「黙して語らない」大量の水がある。静岡県の地元マスコミも触れられない「田代ダム」の不都合な真実を追った――。
静岡県知事の「リニア妨害」 県内からも不満噴出の衝撃【前編】
静岡県が大井川の減水問題などを理由に、リニア中央新幹線の建設工事に「待った」をかけ続けている。なぜ静岡県知事はリニア建設を「妨害」するのか? 現地取材で浮かび上がった実態を前後編でお届けする。
静岡県知事の「リニア妨害」 県内からも不満噴出の衝撃【後編】
静岡県が大井川の減水問題などを理由に、リニア中央新幹線の建設工事に「待った」をかけ続けている。なぜ静岡県知事はリニア建設を「妨害」するのか? 現地取材で浮かび上がった実態を前後編でお届けする後編。
リニア建設を阻む静岡県――川勝知事の「禅問答」がもたらす、これだけの弊害
JR東海によって建設が進められているリニア中央新幹線の着工がストップするという事態に陥っている。静岡県の川勝平太知事がリニア建設への協力の「代償」を要求するなど、現時点での着工に新たな条件を要求しつつあるからだ。繰り返される「禅問答」によって、多くの弊害が生まれている――。
リニアの「徐行」は新幹線の最高速度だった
わずか40分で東京の品川駅と名古屋駅を結ぶリニア中央新幹線。リニアに乗車し時速500キロを体感してきた。感想は……
“グランクラス2.0”始動! 「新幹線版ファーストクラス」をリニューアルするJR東の「次の一手」
JR東日本は新幹線版ファーストクラス「グランクラス」の車内サービスを運行後初めて一新する。他社で車内販売が廃止される中、JR東が打った「次の一手」の狙いとは――。
山手線、東海道新幹線の隣にある「巨大な穴」は、リニアの「秘密基地」だった
都心のビジネス街にぽっかり開いた巨大な穴の正体は――。
長野県、山梨県、静岡県が「首都圏」になる日
2027年に東京(品川駅)・名古屋間の開通が予定されているリニア中央新幹線(37年には名古屋・大阪間も開通予定)。開通後は移動時間が飛躍的に短縮されるため、長野県、山梨県、静岡県も東京までの通勤圏になってくる。日本の働き方にどんな影響を与えるのかを考えてみた。
JR東海が「駅のない」奈良で観光キャンペーンを仕掛ける理由
JR東海が「駅のない」奈良で観光キャンペーンを仕掛けるのはなぜか? 「そうだ 京都、行こう」によって、京都を、日本を代表する観光地に押し上げた再現はなるか。
着工できないリニア 建設許可を出さない静岡県の「正義」
リニア中央新幹線の2027年開業を目指し、JR東海は建設工事を進めている。しかし、静岡県が「待った」をかけた形になっている。これまでの経緯や静岡県の意見書を見ると、リニアに反対しているわけではない。経済問題ではなく「環境問題」だ。




