コラム
あなたの会社に効く! 「セールステック」の探し方:どこから手をつければいいのか(1/4 ページ)
「セールステック」と呼ばれる営業支援ツールの普及が進んでいます。ただ、種類がたくさんあるので、どこから手を付ければいいのか、迷ってしまうケースも多いのでは。自社に必要なツールを考察したところ……。
ソフトウェア技術やデータ技術の進展とともに、いわゆるセールステックと呼ばれる営業支援ツールの普及が進んでいます。ただ、一言でセールステックと言っても、お客様への面談そのものをサポートするオンライン商談ツール、潜在顧客の獲得を半ば自動化するMA(マーケティングオートメーション)、営業スタッフのスキルを底上げするセールスイネーブルメントツールなど多様であり、果たしてどこから手を付ければ良いのか途方に暮れてしまいます。
(1)営業スタイルの再点検
営業支援ツールの選定や導入は、自社の営業スタイルのあり方を再点検する良いきっかけになります。
自社の営業に必要なツールは何か? それはつまり自社の営業アプローチはどうあるべきかという問いと同義です。営業アプローチを考える切り口はさまざまありますが、営業とは自社とお客様をつなぐ接点であるため、「自社の視点」と「お客様の視点」から考えてみたいと思います。
関連記事
- サブスクを成功させるか、失敗させるか、キモは「3+1」
多くの企業がサブスクビジネスを始めている。当初の目標を達成できずに苦しんでいるところも多いようだが、どこに問題があるのか。成功事例をひも解くと、共通点が見えてきて……。 - 今秋リリース Appleの「App Clip」は、消費行動オンライン化の“出島”になる
Appleの技術戦略には、ネットビジネスのトレンドを先取りするヒントが隠れています。そんなAppleが今秋「App Clip」をリリース予定にしています。リアル世界からオンライン領域へのユーザー流入を促す仕組みとして期待されますが、劇的な起爆剤になるでしょうか? - 小さくなったカセットコンロ「タフまるjr.」は、なぜ2倍ペースで売れているのか
岩谷産業のカセットコンロ「タフまるjr.」が売れている。8月に発売したところ、想定の2倍ペースで売れているわけだが、なぜ消費者にウケているのか。サイズは小さいのに……。 - 巷で“スーツ離れ”が起きているのに、なぜビジネスリュックは好調なのか
テレワークを実施する企業が増えたので、オフィスに足を運ぶ人が減った。となると、スーツを着ることが少なくなり、革靴を履かなくなり、カバンも不要になり……。などと想像してしまうが、ビジネスリュックは好調に売れているという。その背景に迫ってみたところ……。 - 誰もいない「土合駅」で、グランピングを運営してみた 結果は?
無人駅の「土合駅」(群馬)で、ちょっとユニークな試みが行われている。駅の使われていないスペースに、グランピング施設を設置。また、きっぷ売り場でカフェをオープンしたところ、想定以上の人が訪れたのだ。運営を支援しているJR東日本スタートアップの担当者に話を聞いたところ……。
Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.