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ファミマが「甘さ」にこだわってブレンドコーヒーを刷新 カップの蓋も変更:コーヒーを強化
ファミリーマートはファミマカフェの主力商品「ブレンドコーヒー」(税込100円)をリニューアルする。コーヒー本来の甘みを引き出すために「甘味焙煎」を採用する。
ファミリーマートは10月20日、ファミマカフェの主力商品「ブレンドコーヒー」(税込100円)をリニューアルする。
バリスタの粕谷哲(かすやてつ)氏と「本当に美味しいブラックコーヒーは、甘い」をコンセプトに開発した。コーヒー本来の甘みを引き出すため、「甘味焙煎」という手法を採用。深煎り豆の配合率も従来比1.5倍以上に増やしたという。
また、商品のリニューアルに合わせて、コーヒーの香りをより引き立たせるためにリッド(蓋)も変更する。新たに採用するのは「香る広口リッド」で、カフェラテをはじめとするミルクメニューのふわふわとした泡をより楽しめるようにする狙いもあるという。
コーヒーを強化することで、通勤前などの来店動機につながるだけでなく、他の商品のついで買いも期待できる。そのため、コンビニ各社は豆にこだわったり、コーヒーマシンに投資をしたりしている。
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