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コロナ禍で売上は1.5倍! 耳をふさがない「骨伝導ヘッドフォン」は何がスゴいのか路上でも使える(6/6 ページ)

新型コロナの感染拡大を受けて、宿泊業や外食産業は大きくダメージを受けているが、そんな中でも前年比で売り上げを伸ばしているアイテムもある。「骨伝導ヘッドフォン」だ。なぜ、この商品が売れているのかというと……。

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初心者向けに開発された「OPENMOVE」

 20年9月に発売されたばかりの最新製品「OPENMOVE」は、「AEROPEX」より1世代後進した第7世代の骨伝導技術、重量29グラム、最大駆動時間6時間、防水規格IP55と、やや機能面では劣るが、価格帯は1万円を切るので手を出しやすいのが魅力。最高品質と大差なく骨伝導技術を体感できるためコストパフォーマンスが抜群で、初めて骨伝導ヘッドフォンを購入する人に選ばれているようだ。


キャプション:「OPENMOVE」(9090円)は初心者向けとして開発された最新アイテム

 個人差があることは前提に、「AEROPEX」と比較して音を聞いてみたところ、音質の違いや音漏れは、ほとんど気にならないレベルであり、使用感も大きくは変わらなかった。「AEROPEX」の価格がハードルになるようなら、「OPENMOVE」を選んでも十分に価値を発揮してくれるのではないかと感じた。

 10月15日、アフターショックスでは、テレワークにおける需要増を受けて高品質のノイズキャンセリング・ブームマイクを搭載した新製品「OpenComm(オープンコム)」のクラウドファンディングを発表。最大16時間の長寿命バッテリー、5分充電で最大2時間使用できる急速充電対応など、より「通話」に特化した機能が特徴だ。

 インイヤーイヤフォンとは明らかに利用スタイルが異なり、特定のシーンで大きなメリットを発揮する骨伝導ヘッドフォン。テレワークやオンラインミーティングが広がりつつある中、こうしたアイテムの需要が高まりそうだ。

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