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プロテインパウダーの市場拡大 コロナ太り解消目指し需要高まる:前年比17%増(2/2 ページ)
富士経済は、タンパク補給食品の国内市場の状況をまとめた調査結果を発表した。2020年のプロテインパウダーの市場規模は、680億円(前年比17.0%増)まで成長すると見込む。コロナ太りや、運動不足解消のため自宅でトレーニングをする人が増えたことから需要が高まっている」と分析。
ライトユーザー向けの商品続々
雪印メグミルクは、9月からタンパク質10グラムを含んだ「PROTEIN10 BANANA&MILK」と、「PROTEIN10 CAFE LATTE」(希望小売価格税別165円)を発売。バナナ果汁やエスプレッソエキスを使用し、プロテイン飲料の味に満足していない一般ユーザー向けに展開する。
また、明治が販売する「ザバス ミルクプロテイン」の19年度の売上高は、前期比2倍以上の134億円となり大幅に伸長した。3月からは新たに、手軽にタンパク質を摂取できる商品群として「明治TANPACT(タンパクト)」シリーズを展開。飲料、ヨーグルト、冷凍食品、アイスなどを取りそろえている。
富士経済は「新規参入の増加や、引き続き新商品が発売されることから市場のさらなる拡大が予想される」と見込んでいる。
この調査の対象品目は、「プロテインパウダー」「食事代替ダイエット飲料」「サラダチキン・ちくわ・ソーセージ類」「プロテインドリンク」「パウチプロテインゼリー」「プロテインバー」「経口栄養流動食」。7月〜9月の間、参入企業や関連企業・団体などへのヒアリング、関連文献や社内データベースをもとにまとめた。
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