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ローソンが全国の外食企業35社とコラボした商品を発売 地域の名店を元気に:地域を元気に
ローソンは全国各地の外食企業35社とコラボした商品を発売する。全国チェーンや地域に根差した名店などを元気にするのが目的。
ローソンは10月28日、全国各地の外食企業35社とコラボした商品を11月3日から順次発売していくと発表した。同社はこれまで、個別の外食企業とのコラボ商品や各地の名産品を販売してきたが、35社という規模でキャンペーンを展開するのは初めてという。
コロナ禍の影響で、飲食店を利用するお客が減った。外食企業は持ち帰り商品を開発したり、デリバリーサービスを開始したりしているが、まだまだ厳しい状況が続いている。ローソンの竹増貞信社長は「全国各地の店舗は地域に支えられている。地域が元気にならないと、われわれも元気にならない。専門店のおいしさを、ローソンの約1万4500店舗を通じて提供したい」と語った。
11月3日には、大手ラーメンチェーン「幸楽苑」とコラボした「からあげクン 幸楽苑監修 中華そば味」(税込216円、以下同)や「幸楽苑監修 肉あんかけ炒飯」(550円)などを全国の店舗で発売する。また、11月10日からコラボ商品を購入したお客に対して、幸楽苑で利用できる割引券を発行する異業種送客キャンペーンを開始する。
今後発表するコラボ商品は、全国の店舗もしくは地域限定で販売する。
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