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ノジマ、IoTで「混雑の見える化」実験開始 レイアウトやイベント時間の改善へ:3密対策
家電量販店のノジマとNTT東日本は10月28日、「ノジマ横須賀店」でIoTセンサーを活用した売り場の「混雑状況の見える化」に関する実証実験を行うと発表した。混雑する場所や時間を特定して、店舗のレイアウトやイベント時間を改善する。
家電量販店のノジマとNTT東日本は10月28日、「ノジマ横須賀店」でIoTセンサーを活用した売り場の「混雑状況の見える化」に関する実証実験を行うと発表した。混雑する場所や時間を特定して、店舗のレイアウトやイベント時間を改善する。実施期間は10月28日〜12月31日。
具体的には、IoTセンサーを活用して人通りが多い導線を見つけ、通路の幅を広げる。店内の混雑状況や買い物客の滞在時間を分析し、イベントは密集しない場所や時間で行う。リアルタイムの混雑状況と混雑予測をグラフ化したものを買い物客に向けて発信し、空いている時間での来店を促す。
ノジマは混雑や密集対策として、運営する各店舗へのIoTセンサーの導入拡大を検討している。
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