ニュース
ビックカメラがオンライン接客サービスを開始 マンツーマンで画面越しに製品を説明:コロナ禍での販売方法を探る(1/2 ページ)
ビックカメラは9月1日、オンライン接客サービス「ダイソン接客オンデマンド」をスタートした。自社通販サイト「ビックカメラ・ドットコム」で利用できる。
ビックカメラは9月1日、オンライン接客サービス「ダイソン接客オンデマンド」を自社通販サイト「ビックカメラ・ドットコム」で開始した。
専門オペレーターがオンラインでダイソンのスティッククリーナー製品の紹介を行う。1人の担当者が複数のお客に対して同時に説明するライブコマースではなく、マンツーマンの形式となっている。
提供時間は午後1〜10時となっており、接客サービスは無料で利用できる。通話中でなければ、メニュー画面から開始ボタンを押すだけでオペレーターに接続される。お客側の端末のカメラ機能はOFFの設定になっているので、自分でカメラ機能をONにしない限り、オペレーター側から姿を見ることはできない。また、あくまで商品説明を行うサービスなので、決済は別途行う必要がある。
このサービスは9月30日までの期間限定となっている。広報担当者によると、結果次第では実施期間を延長したり、他社の商品を紹介したりする可能性もあるという。
関連記事
- 販売員はモニターの中 ビックカメラが“遠隔接客”に手応えを感じている理由
ビックカメラが7月から一部店舗で“遠隔接客”を試験的に実施している。コロナ禍で非対面・非接触での説明を受けたいというニーズがあると考えた。一定の成果が出たことから今後も継続・拡大していく。 - 店内は客が少ないのに25年連続増収 西松屋がコロナ禍でも絶好調の理由
コロナ禍でも業績好調の西松屋チェーン。店内は客が少ないのに、なぜ成長を続けられるのか。同社の“非常識経営”に迫る。 - ヨドバシの接客力を支える「すごい教育」
社員の接客レベルや商品知識の深さが評判のヨドバシカメラ。高い接客力を支えているのは社内の教育体制にあった。いったい、どんなことをしているのか? - カメラ売り場をどかして酒の試飲カウンターを設置したビックカメラの狙い
ビックカメラの酒売り場に試飲カウンターがじわりと増えている。1日で数百人単位が利用するほどにぎわってる店もある。新宿西口店ではカメラ売り場をどかして酒売り場に変えた。 - 価格がコロコロ変わる! ビックカメラが「電子棚札」を導入したら何が見えてきたのか
ビックカメラでは自動で価格が変わる「電子棚札」の導入を進めている。全店に展開する予定で大手チェーンでは珍しい動きだ。実際に導入してどんな効果が出てきたのか、店舗に行ってみた。
Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.