ニュース
アイリスオーヤマ、法人向け清掃ロボ事業に参入 法人事業の基盤拡大図る:Whiz i IRIS EDITION
アイリスオーヤマは、法人向け清掃ロボット事業に参入すると発表。11月10日に多様な業種の利用ニーズに合わせて最適化できる「Whiz i IRIS EDITION(ウィズ アイ アイリス エディション)」を発売する。
アイリスオーヤマは11月4日、法人向け清掃ロボット事業に参入すると発表した。多様な業種の利用ニーズに合わせて最適化できる「Whiz i IRIS EDITION(ウィズ アイ アイリス エディション)」を11月10日に発売する。
Whiz i IRIS EDITIONは、ソフトバンクロボティクス(東京都港区)が開発・製造する除菌清掃ロボット「Whiz i(ウィズ アイ)」をベースにしたモデル。
料金は月額で3万5000円(税別)。オフィスや商業施設に導入することで、清掃業務を自動化できるほか、外部機器と接続することで、スピーカーやカメラを用いた販促やマーケティングへの活用などにも応用できるとしている。
また、AI(人工知能)が自動で清掃ルートを定める機能を搭載。清掃コストを削減できるほか、清掃に従事する作業員の負担を軽減し、生産性向上につながるという。
新型コロナウイルス感染防止の観点や人件費削減を目的に、各企業のオフィスや商業施設で、接客や清掃に従事するロボットの導入が相次いでいる。アイリスオーヤマは、法人向けに特化した清掃ロボット事業に参入し、法人事業の基盤拡大を図りたいとしている。
関連記事
- 「空飛ぶクルマ」内部が公開 実際に座って分かったSkyDrive社の狙い
空を自由に移動してみたい――。誰もが一度は考えたことがあるだろう。その夢が近い将来実現するかもしれない。有人飛行に成功した空飛ぶクルマを開発したSkyDriveが、展示用モデルの一般公開を開始した。 - ランドセルのセイバンが大人向けバッグ「モノリス」を発売
セイバンは11月1日、大人向けバッグの新ブランド「MONOLITH(モノリス)」を発売した。価格は送料込みで1万2000〜4万4000円(税別)。少子化などの影響でランドセルの販売数が減少する中、新たな事業の柱としたい考え。 - 幸楽苑が自動配膳ロボの試験導入を決定 感染症対策・人手不足解消を目指す
幸楽苑ホールディングスは8月20日、感染症予防や人手不足解消に向け、AI(人工知能)を搭載した非接触型の自動配膳ロボを試験導入すると発表。客がテーブルのタブレットで注文した料理を自動で席まで運ぶという。音声案内も可能。幸楽苑では今後も店舗の省人化・デジタル化を目指すという。 - キャンピングカーでGoToホテル!? コロナ禍、宿泊業界のユニークすぎる集客の仕掛けに迫る
外国人観光客の増加などでホテルの建設ラッシュが続いた。しかし、新型コロナウイルスの影響でその計画は大きく変わり、宿泊業界は苦境に立たされている。「Go Toトラベル」により国内の観光需要は持ち直しつつあるが、各施設も「宿泊にとらわれない」新たな需要喚起を図ろうと、さまざまな施策を打ち出している。 - JAL、「画面触れずに操作」できるチェックイン機 羽田で試験導入
日本航空は8月24日、画面に触れずに操作ができる自動チェックイン機の試験導入を羽田空港で開始した。画面から3センチ程離れた状態で指を動かし搭乗手続きなどができるという。JALでは利用者の反応を見ながら本格導入を検討したいと話す。
Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.