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副業している人の3人に1人「月の収入1万円未満」:内容は投資系多く(2/2 ページ)
コロナ禍で注目される副業。ただ調査では副業収入は約3割の人が「月1万円未満」。甘くない現実浮き彫りに。
副業月収15万円以上の人は6%弱
副業というと本業でのスキルや自分の興味・関心などを生かすイメージもあるが、実態は必ずしもそうではないようだ。
副業で得ている月収についても聞いたところ、1位は「1万円未満」で33.2%。2位は「1万円以上3万円未満」(24.3%)、3位も「3万円以上5万円未満」(16.2%)と、金額が増えるほど比率が少なくなった。「15万円以上」と答えた人はわずか6%弱となった。
実際、「副業で困っていること」(複数回答可)という質問では、「想定したよりも収入が少ない」が半数近くに当たる45.3%の人から寄せられ1位となった。コロナ禍で下がった本業の収入を補うため副業を考える人も少なくない中、こうした理想と現実のギャップは小さくないようだ。
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