アイリスオーヤマがAI機能を搭載した4Kテレビ発売 番組に合わせて画質・音質を自動調整:巣ごもり需要を狙う
アイリスオーヤマは、AI(人工知能)を搭載した4K対応の液晶テレビを11月25日に発売すると発表。番組に合わせてAIが最適な画質と音質に自動で調整する機能を搭載している。
アイリスオーヤマは、AI(人工知能)を搭載した4K対応の液晶テレビを11月25日に発売すると発表した。AIが番組に合わせた最適な画質と音質に自動で調整する機能を搭載。従来のようにリモコンで設定を切り替える必要がなく、コンテンツの特長を最大限生かした映像を気軽に楽しめる点を訴求し、他社との差別化を図る。
今回発売する液晶テレビでは、スポーツやニュース、映画など、視聴中の番組のジャンルをAIが認識。音楽番組では音楽がダイナミックに聞こえ、スポーツ番組では選手の表情や動きがはっきり分かるよう、AIで導き出した画質と音質へ自動で切り替える。
また、視聴環境などによって起こる、映像の見えにくさや声など音声の聞き取りにくさを解消する「はっきり」ボタンを搭載した。明るくはっきりしたコントラストと色の表現で人の表情やシーンを分かりやすく再現し、ニュースやドラマなどのコメントを聞き取りやすく自動で調整するという。
これまで、テレビに搭載されている画質調整機能は、番組ごとにリモコンを操作して設定を変更する必要があり、その煩雑さから、機能を利用しない人も多かった。同社はその点に着目したという。「せっかく搭載している機能を十分に活用し、より番組を楽しめるよう開発を進めた」(広報担当者)
画面のサイズは43型から75型までの5種類。参考価格は43型が9万4800円(税別、以下同)、50型が9万9800円などとなっている。新型コロナウイルス感染拡大で自宅でテレビを視聴する時間が増加する中、低価格帯と新機能で需要を取り込む狙い。
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