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過半が賛成、でも利用は控えめ? Go To Eatの実態とは
与信管理クラウドサービスを提供するリスクモンスター(東京都中央区)が行った調査によると、政府が進める「Go To Eatキャンペーン」について、半数を超える人が「賛成」と答えた。
与信管理クラウドサービスを提供するリスクモンスター(東京都中央区)が行った調査によると、政府が進める「Go To Eatキャンペーン」について、半数を超える人が「賛成」と答えた。
一方で、Go To Eatキャンペーンの利用状況については、利用したことのある人は18.2%にとどまった。「今後利用したい」という人を合わせても36.7%であり、キャンペーンの利用については否定的な意見が多かった。
年代別では20代は31.3%が「利用したことがある」と答えており、突出して高い。若者ほどキャンペーンの利用に積極的なことが分かる。
利用したことがある人に、その頻度を聞くと、「週に1〜3回」が25.9%、「週に4〜7回」は4.7%となっており、多くの人が利用するというよりも、一部の人が頻繁に利用するキャンペーンになっているようだ。
本調査は、インターネットを使い11月6日から9日にかけて、全国の20歳から69歳の男女に対して行われた。有効回答数は500件だった。
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