どのくらいの視聴時間なら「動画広告」を見る? 「6秒以内」と回答した人の割合は……:大規模調査で判明
インターネット上で動画に触れる機会が増えてきた。どの程度の時間なら動画広告を見るのだろうか。調査で判明。
凸版印刷のグループ会社で、国内最大級の電子チラシサービス「Shufoo!(シュフー)」を運営する「ONE COMPATH」(東京都港区)は12月23日、「5G・動画視聴に関する意識調査」の結果を発表した。
「5Gに移行した(したい)理由」を尋ねると、1位は「インターネットの接続を速くしたい」(67.4%)で、「動画を途切れずストレスなく見たい」(36.9%)、「SNSの閲覧、更新スピードを速めたい」(25.8%)と続いた。同社は、5Gが普及することで動画市場の拡大が期待できそうだと分析する。
インターネット上で動画を見る頻度については、「ほぼ毎日」(38.6%)が最も多く、「2〜3日に1回程度」(19.7%)、「週に1回程度」(14.8%)と続いた。インターネット上で動画を見るという行為は、かなり日常生活に定着していることが伺える結果に。
画像・文字より動画で見たいと思う理由を尋ねると、1位が「使い方が分かりやすい」(56.6%)で、「理解力が高まる」(45.8%)、「特徴・趣旨が捉えやすい」(29.9%)と続いた。「文字を読まずに済む」(23.3%)、「取扱説明書を読まなくて済む」(16.3%)といった回答もあったことから、理解にかかる時間を短縮化できる点に魅力を感じる人が多いのではないかと同社は分析している。
「どのくらいの視聴時間なら『動画広告』を見ますか?」という質問に対しては、「7〜14秒」(35.4%)が最も多く、「6秒以内」(31.1%)、「15〜29秒」(21.7%)と続いた。同社は「7秒以上」が7割という結果を踏まえ、「興味・関心・理解が視聴時間にも影響していると考えられる」としている。
今回の調査は、全国に住む「シュフーポイント」会員を対象に、11月17日〜12月8日にインターネット上で実施した。合計有効回答サンプル数は4万6961人。
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