コロナ禍、年末年始の「あいさつ回り」や「休業日」に変化は? 調査で判明:最大17連休(2/2 ページ)
コロナ禍の年末年始、各企業は例年と違う取り組みを行うだろうか。通販大手のアスクルが「コロナ禍における職場の年末年始の実態や例年からの変化」に関する調査を実施した。
年賀状は「例年通り」が最多。一方あいさつ回りは7割が「減らす」
新年の風物詩である年賀状やグリーティングカードの送付、年末年始のあいさつ回りはどうだろうか。
年賀状やグリーティングカードの送付は「例年通りの枚数を出す」が69.2%で最多となった。一方「無くす予定」は2割程度となっている。従業員規模別に見ると、500人以上の職場で「無くす予定」が、全体と比較して10ポイント以上高く、1〜4人の規模でも全体と比較して「無くす予定」が5ポイント以上高くなった。
また業種別で、全体と比較して「例年通り」が10ポイント以上高いのは「土木・建設・建設資材」(79.5%)、「設備工事」(85.0%)。「無くす予定」が10ポイント以上高いのは「飲食業」(46.7%)、「教育」(34.3%)、「各種組合・団体及び施設・機関」(32.6%)であった。
年末年始のあいさつ回りの予定は、「減らす予定・減らしている」が35.7%、「中止する予定・中止した」が37.4%と、合わせて7割以上となり、ビジネスにおけるリアルな接触を減らしている傾向が見られた。
従業員規模別では、9人以下の職場で「中止」が全体と比較して高くなった。また30人以上の職場では中止までにはならないが「減らす」が全体と比較して高く、件数を絞るなどの対応をしているものと推測される。
業種別では、全体と比較して「例年通り」が10ポイント以上高いのは「土木・建設・建設資材」(40.2%)、「不動産業」(46.2%)、「運輸・郵便・倉庫・物流」(36.7%)。「中止」が10ポイント以上高いのは「教育」(77.3%)、「医療機関・薬局」(75.0%)、「医療・医薬/介護用機器」(56.7%)、「介護・福祉」(64.6%)であった。
調査は12月7〜10日にインターネットで実施。事業所向けサービス「ASKUL」に登録している約25の業種を対象に行い、3541事業所が回答した。
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