2015年7月27日以前の記事
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テスラに続くのは、果たしてどのEVベンチャーか?完成車メーカーとして確立したテスラ(1/6 ページ)

クルマの電動化が加速している。既存メーカーのハイブリッドやEVへの転向はもちろん、テスラを始めとするEVベンチャーも多数立ち上がっている。ここでは、イーロン・マスクが採ったテスラの成長戦略を思い起こしつつ、数あるEVベンチャーの現状と今後の可能性を見ていく。

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 クルマの電動化が加速している。既存の自動車メーカーが純エンジン車からハイブリッドやEVへ転向しつつあるのはもちろんだが、この勢いに乗ってたくさんのEVベンチャーが立ち上がっている。数あるEVベンチャーの中でもパイオニア的な存在が、テスラ・モーターズを立ち上げたイーロン・マスクだ。

 イーロン・マスクがテスラより少し前に立ち上げた、宇宙ロケット開発企業がスペースXだ。同社は試行錯誤を繰り返しながらも、着実にNASAに代わる宇宙開発や民間の宇宙旅行を実現する手段として存在感を高めつつある。そしてテスラも、およそ15年の歳月をかけて、ベンチャーから完成車メーカーへと成長を遂げた。

 ところで彼は、賭けに勝ったといえるだろうか。

 イーロン・マスクが採った、その巧みなテスラの成長戦略を思い起こしつつ、数あるEVベンチャーの現状と今後の可能性を見ていく。


倒産の危機もささやかれたテスラだが、低価格量産モデル「モデル3」の登場で一気に立ち直った。いまやトヨタをもしのぐ時価総額を持つ自動車メーカーだ
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