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PS5、ニンテンドースイッチ、鬼滅グッズ 2020年「転売ヤ―の経済学」1年を振り返る(4/4 ページ)

2020年は、商品を買い占めて高値でネット転売をする「転売ヤー」が最も目立った年でもある。PS5、ニンテンドースイッチ、鬼滅グッズなど転売の実情を振り返る。メーカーが販売店に強く出られない事情とは?

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2020年は転売ヤーの年?

 日本漢字能力検定協会が毎年発表している、1年の世相を表す「今年の漢字」が12月に発表された。20年の漢字は「密」で、新型コロナ感染拡大予防対策の「三密」に代表されるように、何かと「密」が話題になった年であることは間違いない。

 だが、その「密」を避ける裏で、20年はマスクやゲーム機をはじめ多様な商品が転売された年でもあった。コロナによる「巣ごもり需要」が転売の温床となったというと言い過ぎかもしれないが、少なくとも「無関係」とも言い切れない。そう考えると、20年の漢字は「転」と言えるかもしれない。

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JR九州「SL鬼滅の刃」の行先プレート(筆者撮影)

©吾峠呼世晴/集英社・アニプレックス・ufotable

©LOTTE/ビックリマンプロジェクト

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