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ワタミとコロワイド、緊急事態宣言の発令を見据えた対応を発表 一時休業の店舗も:営業時間の短縮
緊急事態宣言が1都3県に発令される見込み。ワタミとコロワイドがそれぞれ対応策を発表した。
外食大手のコロワイドは1月6日、首都圏の1都3県(東京都・神奈川県・千葉県・埼玉県)を対象に緊急事態宣言が1月7日に発令されるとの報道がされていることを踏まえ、グループ店舗の営業方針を発表した。1月8日から緊急事態宣言が解除されるまで、政府や自治体の要請に応じて各店舗の営業時間を短縮したり、一時休業を行ったりするという。
居酒屋大手のワタミも同日、1月8日以降に一部店舗の営業時間を変更すると発表した。対象店舗は、1都3県にある外食直営店舗。「和民」「坐・和民」「ミライザカ」「鳥メロ」といった居酒屋業態が中心となる。同社は、政府の緊急事態宣言の方針や、今後の感染状況によっては、1都3県以外でも営業時間を短縮する可能性があるとしている。
駅ビルを中心に商業施設を展開するルミネは、1月7日から「ルミネ」「ニュウマン」の閉店時間を午後8時に繰り上げるとしている。
今後、外食や小売などで、営業時間の短縮・一時休業を行う動きが広がっていく可能性がある。
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