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ごみ収集車の臭気を「ハーブの香り」に 製造メーカーが花王と共同開発:森林浴をイメージ
ごみ収集車などの開発、製造を行うモリタエコノス(兵庫県三田市)は、花王と共同でごみ収集車用の臭気抑制装置「ミラクルキヨラ」を開発した。
ごみ収集車などの開発、製造を行うモリタエコノス(兵庫県三田市)は、花王と共同でごみ収集車用の臭気抑制装置「ミラクルキヨラ」を開発した。
「ミラクルキヨラ」は、専用香料とナノ化噴霧技術で生ごみなどの悪臭を抑制する装置。ごみ投入口の内側から森林浴をイメージしたハーブ系の香料を噴霧し、悪臭を抑制する。ナノ化噴霧技術で軽く・細かい粒子となった香料を素早く拡散・浮遊させるため、効率的に悪臭を抑制することができるという。
ごみ収集車の作業現場は、積込作業中や走行中の残り悪臭、作業着へのにおい移りなど、においに関する課題が多いという。そこで同社は香りの技術を持つ花王と協力し、作業現場周辺とオペレーターの労働環境改善を目的に開発を進めた。
希望小売価格は同社製新車へ取り付ける場合は19万8000円(税別、取付費用込)、既納車への取付価格は26万8000円。年間で300台の販売を目指す。
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