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パナソニックがマスクを発売 これまでは自社工場で“自給自足”:社会貢献活動の一環
パナソニックがマスクを発売する。これまで自社工場で生産し、社員などに向けて供給してきた。コロナ禍の影響が長引きそうなので、社会貢献活動の一環として販売することにした。
パナソニックは1月7日、不織布マスクを発売すると発表した。価格は1箱(50枚入り)で税別2980円。同社公式通販サイト「Panasonic Store Plus(パナソニック ストア プラス)」で1月12日に販売を開始する。
同社は2020年5月、マスクの品薄状態を少しでも緩和するため、自社で保有するクリーンルームにマスク生産設備を導入。社員向けにマスクを供給するとともに、医療機関などにも提供してきた。同年7月には夏向けのマスクを生産し、スポーツ団体などに寄付したという。
競合のシャープやアイリスオーヤマはすでにマスクを市販しており、品薄状態は解消されている。しかし、コロナ禍の影響が長期化することを踏まえ、社会貢献活動の一環としてマスクの販売を決めたという。
20年3月以降、マスクが慢性的に不足した。そのため、トヨタ自動車やプロクター・アンド・ギャンブル・ジャパン(P&Gジャパン)などが自社の従業員に向けてマスクの“自給自足”を行ってきた。
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