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ユニクロが「エアリズムマスク」を一部改良 通気性を高めて新色も投入:購入制限を緩和
ユニクロが6月19日に発売したエアリズムマスクを一部改良した。通気性を高めており、新たな色も投入。8月中旬から流通し始めているようだ。
ユニクロは「エアリズムマスク」を一部改良し、従来の白に加えてグレーのカラーを新たに投入した。広報担当者によると発売日は非公開だが、8月中旬から流通し始めているようだ。
エアリズムマスクは6月19日に全国のユニクロ店舗とオンラインストアで発売した。価格は1パック(3枚組)で税別990円。カラーは白のみで、S、M、Lの3サイズを用意していた。当初は「S、M、Lの各サイズから1点ずつ」という購入制限があったが、後に「1人1点まで」と変更した。
同商品は、マスクに求められる防御性能を高めるため、独自の3層構造を採用していた。表側には紫外線をカットするメッシュ素材、内側には同社の機能性インナー「エアリズム」を使用。中間には高性能フィルターを内蔵していた。発売当日には各店舗で行列ができるほどの人気ぶりで、売り切れが相次いだ。
新しいマスクは、内側の素材にメッシュ素材のエアリズムを採用。通気性を向上させた。また、新たなカラーとしてグレーを追加している。
現在、ユニクロはエアリズムマスクの購入制限を「S・M・Lサイズの中から10点まで」と大幅に緩和している。広報担当者は「店頭での品薄感は解消されつつある。多くのお客さまにご購入いただけるようにした」とコメントした。
現在、大手アパレルをはじめとしたブランド力のある企業が機能性マスクを投入しており、すぐに完売するケースが相次いでいる。特に知名度のあるエアリズムマスクが普及することで、競争は激化していく可能性がある。
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