ニュース
ジャパンネット銀行のデビット利用額が月間200億円突破 年間で40%増
ジャパンネット銀行は、2020年12月の同社デビットカード「JNB Visaデビット」の月間利用額が200億円を超えたと発表した。10年2月のサービス開始から、月間利用額として過去最高となる。
ジャパンネット銀行は、2020年12月の同社デビットカード「JNB Visaデビット」の月間利用額が200億円を超えたと発表した。10年2月のサービス開始から、月間利用額として過去最高となる。
19年と20年の1年間を比較しても、利用額は40%増加している。ジャパンネット銀行では、コロナ禍によってキャッシュレス決済が増加したこと、マイナポイント事業への参加などを利用額増加の理由としている。
JNB Visaデビットは業界内でも早期にサービスを開始。18年11月にはVisaのタッチ決済を標準搭載し、19年11月にはGoogle PayやGarmin Payに対応するなど先駆けた対応を進めてきた。その結果、デビット利用の中でも上位のシェアを持つ。
国内のデビットカード全体を見ると、発行金融機関数こそ横ばいだが、決済金額は毎年20%以上のペースで増加している。日銀の取りまとめによると、19年の決済金額は1兆8287億円となっており、電子マネーの3割程度まで伸長している。
関連記事
- ジャパンネット銀行、即日オンラインで口座開設可能に PayPay連携強化
ジャパンネット銀行は10月29日から、個人向け普通預金口座をオンライン申し込みから即日開設できるようにしたと発表した。平日夜間や土曜、日曜日でも開設できる。同社によると、日本の銀行では初。 - ジャパンネット銀行が「つばめ支店」など新設 4つの鳥の名前を一般公募で
ジャパンネット銀行は、開業20周年企画として新支店名となる「鳥の名前」と「ニックネーム」を一般公募した。7747件、469種類におよぶ応募の中から、4つの鳥の名前を選定し、2021年4月5日のPayPay銀行スタートとともに新たな支店として開設する。 - 4月5日、ジャパンネット銀行がPayPay銀行へ その狙いとシナリオ金融構想 とは?
ヤフーグループの金融事業のブランド名が「PayPay」に統一される。9月15日、グループ内の銀行であるジャパンネット銀行は2021年4月5日に「PayPay銀行」に商号を変更することを発表した。この狙いは何なのか。 - 3230万枚突破のVisaのタッチ決済 次のマイルストーンは東京オリンピック
Visaが推進する「タッチ決済」が普及のペースを上げている。対応するカードの国内発行枚数は9月末時点で3230枚を突破した。前年同月から2.3倍となる枚数だ。店舗側の対応端末数も前年同月から3.2倍に増加。 - QRコード決済市場規模、1兆8369億円に急伸 24年には10兆円超
矢野経済研究所は12月24日、国内QRコード決済市場の調査結果を発表した。2019年度は、市場が本格的に立ち上がり、加盟店手数料無料化や大型キャンペーン、政府のキャッシュレス還元などの結果、取り扱いベースで1兆8369億円と推計した。
Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.