「飲食店は時短営業すべき」6割、おひとり様の利用では?:同情の声も
一都三県を対象に緊急事態宣言が再発出された。飲食店などを対象に営業時間を午後8時までに短縮するよう要請したわけだが、このことについてどのように感じている人が多いのだろうか。
1月7日、一都三県を対象に緊急事態宣言が再発出された。飲食店などを対象に営業時間を午後8時までに短縮するよう要請したわけだが、このことについてどのように感じている人が多いのだろうか。
コロナ禍において、飲食店は営業時間を短縮すべだと思いますか? という質問に対し、「思う」と答えたのは57.4%であることが、日本トレンドリサーチの調査で分かった。「思わない」は15.3%、「どちらとも言えない」が27.3%。
大人数での会話や料理のシェアなどが行われるとウイルスの感染拡大が懸念されるが、飲食店を利用する客が会話や料理のシェアなどをする必要がない「1人での来店」の場合はどうだろうか。「1人での来店」でも、時短営業の必要性があるかどうか尋ねたところ「思う」と答えたのは31.4%に対し、「思わない」は42.6%。「思わない」の割合が「思う」を上回る結果となった。
「1人での来店」でも時短営業が必要という人からは「たとえ席に1人ずつでも、トイレに行ったりして、同じドアノブを触るなどして、感染のリスクはないとは言えないから」(50代・男性)、「くしゃみやせきでも感染が広がる可能性あるため」(30代・男性)といった声があった。
一方、必要ないと思うという人からは「ランチを食べに行っているが、夜に会話をしないで飲むのであれば問題ないと思う」(30代・男性)、「それが認められないなら、他の施設も自粛要請しなければ不公平に思うので」(40代・男性)などの意見があった。
インターネットを使った調査で、全国の男女1600人が回答した。調査期間は1月7日から8日まで。
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