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テレワーク「定着しない」が4割 否定的な意見が半年前から増えた理由とは?あしたのチーム調べ(1/3 ページ)

緊急事態宣言が発出され、自治体や政府が出社を控えるよう呼び掛けているが、働く人々はテレワークが定着すると考えているのだろうか。

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 緊急事態宣言が発出され、自治体や政府が出社を控えるよう呼び掛けているが、働く人々はテレワークが定着すると考えているのだろうか。あしたのチーム(東京都中央区)が働く男女300人に「一般的にテレワークが定着すると思うか」尋ねたところ「定着しない」と答えた人が合計で40.7%にのぼった。


テレワークは「定着しない」が4割

 「2021年は一般的にテレワークが定着すると思うか」という問いに対し「そう思わない」が8.0%、「あまりそう思わない」が32.7%と合計で40.7%にのぼった。同社が20年7月に行った調査では26.7%だったことから、14ポイント増加したことになる。


2021年は一般的にテレワークが定着すると思うか(出典:あしたのチーム「2021年のwithコロナの働き方と人事評価に関する調査」)

 テレワークが定着すると「思わない」「あまり思わない」と答えた人にその理由を尋ねた。すると「社会や会社はすぐに変わることができないため。テレワークが一番いいと分かっていても、それをするための設備や教育、業務改訂ができていないため」(26歳女性/岐阜県)、「プリンタなどの機器や通信回線などが必ずそろっているわけではなく、テレワークだと効率が悪い人も多いから」(32歳男性/愛知県)、「もうコロナ慣れしてしまって、感染者数が日に日に増えてもあまり気にしなくなってしまった。重症化率や死亡率が上がれば話は変わるが、そうでなければ21年は徐々に普段の生活に戻っていくと思うから」(45歳女性/北海道)といった声があがった。

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