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上司との関係性が「良くなった」「悪くなった」、それぞれの理由:改善方法は(2/2 ページ)
コロナ禍において、上司との関係にどのような変化が出ているのだろうか。20〜50代の社会人に聞いたところ……。
「悪くなった」理由
上司との関係性が「悪くなった」と答えた人に、その理由を聞いたところ、男性のトップは「メールやLINEなど文面のみだと、上司の気持ちが分かりにくいため」(27.8%)、女性のトップは「テレワークなどにより気軽に相談がしにくくなったため」(26.8%)。「男性は、上司と文面のみのやりとりだとストレスを感じてしまう人が多いのかもしない。一方の女性は、上司と対面で気軽にコミュニケーションをもっと取りたいと感じる人が多い結果が表れているようだ」(同)
「悪くなった」と答えた人のうち、44.1%は上司との「関係性を改善したい」と回答。解決策として、男性は「飲み会に行って関係性をよくしたい」(60.0%)、女性は「メールやLINEなどでのコミュニケーションを増やして関係性をよくしたい」(31.3%)が最も多く、「男女間で手段の違いはあるが、上司とのコミュニケーションを増やして関係性を改善したいという結果になった」(同)
インターネットを使った調査で、20〜50代の社会人880人が回答した。調査期間は2020年12月8日から14日まで。
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